ナウシカからオタク

 
公式サイト眺めながら各回のプログラムを追ってみる。
ベスト・オブ・ザ・ワールド
子どものためのアニメーション
平和のためのアニメーション
というプログラム名は昔からあるのね。
 
1985年の第1回に「コンピュータ・アニメションとセル・アニメーション」というシンポジウムがあるけど、
どんな内容だったんだろ。
1990年の第3回大会には風の谷のナウシカ」、1994年の第5回大会にはとなりのトトロがあるなぁ。
でも宮崎駿監督が広島アニメフェスに来てたっていう話は特に聞いたことないなぁ。
何年だったか、高畑勲監督は来られてたような
平成狸合戦ぽんぽこがあるから2004年の第10回大会かな。
第5回大会以降はディズニー作品も結構多いぽい。
 
広島のほかの世界4大アニメーション映画祭というのは
アヌシー国際アニメーション映画祭 (フランス)
オタワ国際アニメーション映画祭(カナダ)
ザグレブ国際アニメーション映画祭(クロアチア
だそうです。
アヌシーといえば1993年には宮崎駿監督が紅の豚で長編作品グランプリをとられてます。
漫画版ナウシカが連載されてたアニメ雑誌にそのレポート記事があったはず。
ついでに漫画の最後のページが
アヌシー行ってきたんで時差ボケでページが足りません
というお詫び漫画になってたことがあったと思う。
押入れを探索すればたぶん出てくると思うんですけど月刊アニメージュ
アニメフェスのことを書いているのに、アートアニメの巨匠の名前が挙がらず
宮崎駿という名前ばかり書いてしまうのは、
アートアニメなんて知らない人にこそ知って欲しくて書いているからということもありますが、
私がアニメオタクになったのは「風の谷のナウシカ」のせいです
ということからです。

宮崎監督がよく子供たちは外に出てたくましく育てばいいのにみたいなこと言ってる気がしますが、
宮崎アニメを見てオタクになっていく子がいる。というこの現実。
なんていうか宮崎アニメが好きすぎて、宮崎監督に残念がられる感じ?(笑)
 
小学生のころナウシカの漫画が載ってるって聞いてお小遣いはたいて
(当時の私に600円は相当に高価だった)買ってしまったのです。
アニメージュ1990年12月号
表紙は不思議の海のナディア」のグランディスさん&マリーとキングっすよ。

いわゆるアニメの雑誌なので、もちろん今で言う「萌え」的な記事満載なんだけど、意外なことにアートアニメの記事も載ってるんですよね。
この号でも若手の個人アニメ作家の特集が組んでありました。

時期がくればちゃんと広島アニメフェスの特集も組んであったりして。
前回大会でもアニメージュ関係の方をお見かけしてちょっと一人喜んだりしてました。
 
アニメージュ買うようになってから全力でアニメオタクになった私ではありますが、
あれこれ本を買ってオタク的に心酔したナウシカと違って、
天空の城ラピュタとかはいまでも一般人目線で好きです。
違いはどのパートが誰の作画だとか気にしないとか裏話を追い求めないとかそんな。
 
90年代くらいまでのアニメなら見たことなくても割と何でも知ってるかもしれない
元アニメオタク(今もか)nyaaでした。
そしてまだアニメージュが捨てられない。
 
あ、アリエッティまだ観てないなぁ。