8/19-20雷雨

自分の住んでるところは、いたって何事もなかったのだけど、
親しみのある地名が連日ニュースで被災地と呼ばれていて何と言っていいのかわからない。



広島アニメフェスの開幕もせまった8/19の夜。
20時くらいだったか、激しい雷雨がきた。

スマホで雨雲レーダー画面とか見つつ。
はじめは「ひどい雷雨だけど通り雨だろうな」としか思ってなかった。

でも雨雲の塊が通り抜けるはずの時間になっても雷雨がおさまらない。

「こんなにひどいの初めてじゃない?」というほどの雷。
切れ目無くピカピカ光り、時には家が震えるほどの地響きまで。
ビビリなので普段から雷のたびオロオロしているのだけどこの日は本当に恐ろしかった。

ツイッターなんかを見ていると、本通が停電したとか、白島が冠水してるとか。
何度も雨雲レーダー画面をみるけれど、どうも雨雲が通りすぎかけるとすぐ次のが来てる。
大竹市あたりから次々と雨雲が発生しては北東方向へ流れて来てる様子。

とりあえずPCの電源落としてプラグ抜いて。
雷も雨も続くけど、それでも少しは収まったかと日付の変わる前に就寝。

2時間後くらいにはまた激しい雷雨の音に目が覚めた。
まだ雨雲は発生し続けて流れ続けて来てる。

3時だか4時だかになるまで雷雨は続いてた。
各種警報は出まくってたし、消防車のサイレンもたくさん聞こえた。


本当に経験のないような雷雨だった。
もしも自宅付近に避難勧告が出されたとして、この雷雨の中で外に出る勇気があったかどうかわからない。

朝になって、全国ニュースのトップになっていることで被害の大きさを知る。
停電や冠水の話ではなく山本の土砂崩れだった。

行きかうヘリの音が聞こえ、消防車のサイレンも聞こえてた。
昼のニュースは終わらなかった。
テレビ画面にはずっと枠がついてて災害情報が流れていた。
被害の全容もまださっぱりつかめないようだった。
山本だけでなく、緑井、八木、可部も。





それから一週間たってもNHKの枠は消えていません。

前夜祭のパレード等は中止になったけど、広島アニメフェスは開催されました。
賛否あるのだろうとは思うけど、個人的には開催してくれて良かった。
私は20日から被害のあった地域に背を向けてアニメフェスの方を向いてました。
夜、家に帰ってテレビを見ると昼間は夢の国に行ってるんだなとぼんやり思ったりしてました。

つらい映像ばかり流れるのでニュースもあまり見なくなりました。
悲しい思いをしている人に執拗にマイクとカメラを向けていることがどうしても嫌で。
子供のお葬式にカメラなんか向けないで欲しい。
取材してる人たちだって、自分の家族の葬式にカメラとマイク向けられて執拗にインタビュー求められたら嫌じゃないの?
被災者に嫌がらせなんかしないで、もっとこれからみんなの役に立つことを取材して欲しい。



以前、いろいろ個人的に自粛して、ニュースを沢山見て、どうにも滅入って体調悪くなってしまったことがあったので今回は意識的に目をそらしてアニメフェスに全力出しました。
こういう姿勢にももちろん賛否あるかもしれない。
目をそらすといっても忘れてしらんぷりをするつもりではないので、これから出来ることを考えているところです。