神戸:フェルメール

先週、神戸日帰り旅行しました。
目的はフェルメールの絵「真珠の耳飾りの少女」。
 
 
 
 
ゆっくり出かけて昼過ぎに三宮着。
とりあえずランチ。
そういえば行ったことなかったパティスリートゥーストゥースへ。
お店の造りもかわいい。
ガレットとかケーキ食べて満足~。
 
 
 
 
さて、この時点で展覧会の公式サイトを見たところ「待ち時間90分」とか。
ひぃ。
次の日で展覧会終了だったらそりゃ人多くて当たり前だよねー…。
とりあえず会場の神戸市立博物館へ。
 
 
 
 
 
「開館30年記念特別展 マウリッツハイス美術館展  ―オランダ・フランドル絵画の至宝―」
 
 
 
どこが入り口か分からないところからもう行列が。
最後尾は信号越えて向こう側。遠い。
 
 
じわじわ進んでやっと建物に入ってチケット買っても会場入り口はまだまだ先の階段の上。
でも待ってるの意外と苦痛じゃなかった。
博物館の一階の展示もチラチラ見ながらだったし。日本髪とか素敵。
 
 
 
いやしかし、もう、面白いほど並んでた。(笑)
広島じゃ展覧会でここまで行列って見ることないもんなぁ。
 
 
 
 
やっとやっと会場到達!
一枚一枚じっくり見て行きたいところ…だけど、
それをしてると帰りの新幹線に間に合うかドキドキしなきゃいけなくなりそう。
というわけで、風景画とかはさらっと人垣の後ろから見る感じで。
気になる絵だけじわじわ前進して見ていく作戦。
 
 
 
 
 
まず気になったのはレンブラント「シメオンの賛歌」
闇の中に浮かび上がる光。
絵画を見ているというより何か宝石でも見ているような気持ちに。
 
 
 
実は今回「真珠の耳飾りの少女見たい!」ってだけで神戸に来てたので、
まさか他にこんな良い絵が見れると思ってなかったのでした。やー素晴らしや。
 
 
 
レンブラントは他にも自画像とかいくつかあったし。
ルーベンスの絵(アントワープ大聖堂のの下絵…てことはパトラッシュ!フランダースの犬のあれか!)とか。
他の肖像画とか風景画とかも良い絵がいっぱいで。いやはやすみませんでした。
点数は少なかったのでボリューム的には丁度良かった感じ。
 
 
 
 
そしてそして。
フェルメール真珠の耳飾りの少女」のところには!
あらためて行列(20分待ち)。
 
 
待ちますとも!
この列、「最前列で(ただし短時間)見たい方のみお並びください」というようなことで、
人の後ろから見るので構わなければ待たなくてもいいよというもの。
並んでる間「アイドルの握手会の列に並ぶのってこんな気持ちかなー」とか思ったりした。
 
 
 
 
で、じわじわ近づいて、ついに対面!
美しい。
中学生の頃に模写もした記憶があるし、あちらこちらで使われてる有名な絵なんだけど、
これは映像とか印刷物とかで見るより、実際見たほうが美少女!
 
 
 
やわらかい印象で可愛らしい。
耳飾りがきれーに光ってて、唇が愛らしくて。
本当に良い絵でした。
 
 
 
展示の仕方とかライティングとか、ここまでの道のりとか
この「最前列」の「止まらないで進んでくださーい」という短い時間とか
いろいろ相乗効果もあったかもしれないけどね。(笑)
 
 
 
再度遠くから見たりもして満足して出口へ。
当然ショップも大混雑。
今回は図録重いから買わなかったんだけど、
ポストカードとか、この展覧会の全作品が出てるクリアホルダーとか、
フェルメールの絵のチケットホルダーとか、
あと夫の要望で「真珠の耳飾りのうさこちゃん」(コラボなミッフィー)とか買いました。
 
 
 
しかしまぁ、入る前から出るところまで、
ずーっと人の列だった。すごいや。
 
 
 
 
 
博物館を出てから中華街に。すぐ。近い。
中華街で目的にしてたお店も行列しててこちらは断念。
そんなにお腹減ってるわけでもなかったので珍珠奶茶だけ飲んでプラプラして撤収。
 
 
やっぱり並び疲れて見疲れてたのか駅で御土産買う気力もなかった。(笑)
そんなこんなで「一枚見たい絵があるから神戸」という贅沢日帰り旅をしてしまったのでした。
いつか神戸お買い物&食べ歩き旅もしたいなぁ。