第10地区へ

吹き替えで 第9地区 を見た。
とんでもドキュメント風SF映画
 
エビの口元キモイとかスプラッタが多いので
ウチの夫はじめ「絶対見たくない」人も多いだろうけど
なるほど評判のとおり面白かった。
以下ネタバレ反転。
 
 
エビはラストには可愛く見えてくる。
スプラッタは相当ミンチな感じ。
 
まぁ作り物だとわかっているし、
盛大に飛び散りまくっているので
逆にそれほど怖くないというか。
 
 
しかし人類ろくでもない・・・。
まともに善人なのエビの親子くらいで。
 
エビ目線で容姿とっかえたら
普通のハリウッドエンタメ映画のパターンなのか?
 
 
アパルトヘイトを連想させるとか
妙なリアリティがあるような、
かと思えばいかにもSFなような、
なぜか笑える気がしてみたり。
不思議なインパクトのある映画。
 
 
主人公もあんまりいい人じゃないのが
エビになるほど「人らしい」てのがポイントなのかな。
 
 
エビや宇宙船は低予算映画だなんて思えないし。
無名俳優ばかりだなんて到底思えない。
けどB級枠だからこそのとんでも映画なのかも。
 
終わり方も救えないけど希望があって思いのほか爽やかだった。