国際アニメーション・デー2012in広島

国際アニメーション・デーについてはASIFA-JAPANのページへどうぞ→ http://www.asifa.jp/iad/
 
今年は 広島、京都、東京、大阪 で開催されたそうですが。
少なくとも広島では大変ひっそりと開催されている印象。
 
 
 
公民館と映像文化ライブラリーでアニメーション上映を毎年されてるみたいですね。
 
 
 
 
 
私は去年ようやく知ったので今回が二回目。
10/28と11/2に映像文化ライブラリーに行ってきました。
以下、見たものメモ。

10/28
(しまった既にプログラムのコピペができない…)
 
 
ザ・トラムNo.9・ゴーズ・オン
電車に乗る粘土の人たち。人間模様。面白かった。
 
 
朱の路
村田朋康さんの。冒頭の魚がファンタジー。雨が印象的。
 
 
ピコール
これはジャンル的にはホラーかしら。鳥が可愛いのが困る。
 
 
金の子牛
なんだろロックテイストというか、ごついシルバーアクセサリーとか好きな人に勧めてみたい感じ。
 
 
ノー・リミッツ
ちょっと可愛らしい感じだけど攻撃的?
 
 
エックス・チャイルド
平和のためのアニメーション。砂画だったかな。
 
 
すばらしい1日
ウォレスとグルミット チーズ・ホリデー?見たことある。楽しいよね。
 
 
キーピング・マム
うーん。うーん。(ああ、何かこういうことあるよね)とは思うんだけど。
 
 
 

11/3
(タイトルから賞まで映像文化ライブラリーのページからコピペさせていただきました)
 
 
スプリング
1996年 ドイツ 4分 カラー 
監督/シルケ・パルツィヒ  第7回優秀賞

テーブルに生える芽がなんかちょっと怖かったり、作業量想像すると気が遠のいたりしたけど、
だんだん音楽(ヴィヴァルディ・春)とのシンクロっぷりがなんかちょっと面白く感じてしまった。
 
 
ライアン 
2004年 カナダ 14分 カラー
監督/クリス・ランドレス  第10回木下蓮三賞

心の傷を人の体にはっきり反映させるとこうなるのか、なるほどなぁ。
ライアン・ラーキンという人の名前は聞いたことはある気がする…くらいだったので帰ってから検索しました。
なるほどなぁ。
 
 
ループ・プール
2004年 日本 3分 カラー 
監督/鮎澤大輝  第10回国際審査委員特別賞

これはなんかこう、高画質で見たい!と思った。
わりとゆったりしてるんだけど最後はっとする感じ。
いわゆるアニメに慣れてる人にも分かりやすくてお勧めしやすいかも。
 
 
ニブルス 
2003年 アメリカ 5分 白黒
監督/クリス・ヒントン   第10回優秀賞

さー車で出発!食べる!食べる!飲むぞ!食べるぞ!ていう勢いがすごい。
 
 
家を買った男
1998年 ノルウェー 7分 カラー 
監督/ピョートル・サペガン  第8回ヒロシマ

ええと、ネズミを追い出そうという男の努力が当のネズミには「この人あたしのこと好きなのね!」って、えええ。
 
 
ニュルカのサウナ 
1995年 ロシア 11分 カラー 
監督/オクサーナ・チェルカッソバ  第6回国際審査委員特別賞

「ロシアで結婚式前に行われる伝統的な入浴の儀式。」
という説明を読んでなかったら(なんだこの人たち)てことになってしまう感じ。
サウナで熱々→水に飛び込む→酒も飲むよ って北国の人は心臓強いよなぁとか思ってしまう。
 

ザ・マーメイド
1996年 ロシア 11分 カラー
監督/アレクサンドル・ペトロフ  第7回ヒロシマ

すごく美しい油絵をアニメーションとして動かしてしまうってのがすごすぎるのだけど。
お話を若干ギャグとして受け取ってしまい(やるな、じいさん…)とかいう下衆な感想を抱いてしまったアホがここにおりまする。
 

ファーザー・アンド・ドーター 
2000年 オランダ、イギリス 8分 白黒
監督/マイケル・デュドク・ドゥ・ヴィット  第9回グランプリ、観客賞

岸辺のふたり
女の子の動きで(あ、「お坊さんと魚」!)と思った。
自転車と、音楽との調和と、人生。
これが最後ですごく良かったのだけど、最後だったので(いーや泣いちゃイケン!)と我慢に必死だった。
つみきのいえ」に泣いた人はこれもくるぞたぶん。
 
 
 

こういうアニメーションて、
最近は、やろうと思えば動画サイトで芋づる式に色々見られるけど
やっぱりこういう風に上映会があると有難いなぁと思いました。
 
 
上映後にやっぱり「何かよく分からなかった」とか「難しかった」と話している声も聞こえてたので
作品解説付き上映とかがあるといいなーと思ったりした。
作品をどういう手法で作ってあるかとか、作者がどういう人かとか、見所とか。
美術館の音声ガイドとか結構人気あるし。
アニメーションをアートとして紹介したら「解説あれば聞きたい」て興味持つ人もいるのではないかなぁ。