冒険ファンタジーじゃなかった

「ヒューゴ」観てきた。
 
字幕版がよかったんだけどレイトショーしかなかったので吹替え版の方を。
3D映画だし映像に集中できたので、これはこれで良かったのかな。
 
 
以下ネタばれ含むかも
 
 
予告とかのイメージでファンタジーな冒険に出かける映画だとばかり。
わりと物語が進んで、予告のシーンも出てきて「あ、そういう映画じゃないんだ」とやっと気づいた。(遅)
 
ということもあって、「ヒューゴの不思議な発明」て邦題は変!
と思ったけど、検索したら原作のタイトルがそういうのなのね。
 
 
どっちかというと地味で優しい映画ラブ映画。
なんでファンタジー映画みたいな予告にしちゃうかなぁ。
  
 
ジョルジュ・メリエスって実在の人なのかー。
ということは中で流れてた古い映画とかもそうなのね。
 
月の目に宇宙船?がめりこんでる例の絵に「なんじゃこりゃ」と
一瞬思ってしまったわけですけども。(だってなんか絵のタッチが・・・)
 
ウィキペディアの「月世界旅行」のページにあの場面のってたー。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%88%E4%B8%96%E7%95%8C%E6%97%85%E8%A1%8C
ていうかネットで映画そのものが見られるとは。
へぇー1902年にもうこんな特撮映画があったのかぁ。
 
「ヒューゴ」はストーリー的には2Dでいい映画なんだろうけど
やっぱり現代においてジョルジュ・メリエスという人を扱うには
現在の映像魔術の最先端・3Dでやらなければという感じだったのかなぁ。
 
3D映像とてもきれい。
冒頭の長いカットは「3Dどや!」って感じでちょっとコースター気分。
 
映画の歴史を語ってる映画でもあるから
映画好きな人にはすごく嬉しい映画なんだろうなーと思った。
 
 
じんわりあたたまる感動作だっただけに、
ファンタジー物と勘違いして途中まで「まだかなまだかな」と思ってたのがくやしい。(笑)
 
「敵」の設定と結末も優しくて良かった。
けどあの人か、アカデミー賞のレッドカーペットに灰を撒いてたの・・・。

 
 
ヒューゴ少年の目はなんかすごい「目力!」て感じ。
女の子どっかで見たことある気がするなぁ。
おじいちゃん好きな人にもオススメな映画。
 
冒険ファンタジーだと思って行くと「あれ、なんかちがう」ってなっちゃうから注意。
 
 

 
今日見た予告で気になったもの。
「鷹の爪」の総統は相変わらずなごむ。
 
長ぐつをはいたネコ」猫がフサフサモフモフしてたのが超魅力的!
シュレック」見たこと無いし、ストーリーにもさほど興味ないけど。
 
タイタニック3D」予告で満足。ありがとうございました。
もしかして今の歳の自分ならこれは泣ける映画なのかもなぁと思ったりした。
(当時は「映像すごいなぁ」くらいの感想で)
そういえば我が家には一回くらいしか再生されてないであろうビデオがあるのだが・・・。
 
「アーティスト」観たい!
 
 
予告流れてる間、平然と大声でしゃべってる人がいてちょっとびっくりだった。