広島市民球場 回想そのに

三十年も広島にいながら
カープの試合を一度しか見に行ったことの無い
残念な広島市民の私ですが、
 
高校一年の夏、しばらく市民球場に通ってました。
(市民球場と県営球場交互くらいな感じで)
 
 
我が母校はいわゆる古豪と呼ばれるような学校で。
 
高校野球地区大会の場内アナウンスを
ウチの学校の放送部が担当してたんです。
で、一時期その放送部に在籍してまして。
とはいえウグイス嬢は上級生の仕事であって、
一年生が何をしていたかというと、
審判さんへの「お茶&おしぼり」サーバー
なのでした。
 
 
定位置はベンチ裏。
当時から古い球場だったので
なんともいえない暗くて狭い通路とか
不思議な感じだったなぁ。
 
 
3回とか5回とか、回が変わるタイミングで
冷たいお茶のコップとおしぼりを持って
審判のおじさんとこへダッシュ
 
ベンチ付近で円陣組まれちゃったりすると
戻れなくなって焦るとか。

もたもたしてて「テレビ映ってたよー」て言われちゃうとか。
こっちは授業休んでまで球場に通ってるのに
ウチの野球部は早々にボロ負けしてるとか
いろいろあったなぁ。
 
 
 
お昼はレストランの食券もらって
冷麺とか、一回だけステーキ丼食べたなぁ。
 
ベンチ裏でカープの2軍選手とすれ違ったりとか。
 
期間中にオールスターゲームとかもあって
「昨日ここにイチローいたよねー」
とか言いながらベンチ掃除したり。
 
後半になると接戦の延長試合で負けたチームの
涙の引き上げにもらい泣きしそうになったり。
 
 
 
汗と土の匂い。
記憶も結構あいまいだけど。
いま思い返せばあれも青春の一ページよのぅ。
 
 
 
というわけで広島市民球場というと
観客席よりもベンチ裏の印象が強いのでした。
 
 

新球場・・・まだ行ってない。